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実技基礎シリーズ 烏口で線を引く



烏口という道具、これを使えるようになるには毎日慣れるまで使い込むしかないです。
むかしは、先を研いだりして、自分なりに使いやすくしたり、いろんな離れ業を披露してくれるデザイナーもいました。
烏口で直線も曲線も引き、版下まで作り、すべて手作業でした。
ですから現場で、烏口を使えない人は皆無。
文字は写植をのりで貼る。
イラストは手描きで、原稿に貼りこむ。
烏口で縁取って平塗りして、ゴチックだろうが、シンボルマークだろうが描きましたね。
でも今はそんなのいらないです。
だからできる人は少ない。
でも、実技試験では使うこともあるので、覚えておきたいものです。

ちなみに、老眼になると使いづらいです。笑


# by seibi-seibi | 2020-04-27 11:18

実技基礎シリーズ 溝引き

本日は溝引きです

筆を定規に直接あてて線を引くと、定規と画用紙のすきまに絵の具が入り込んでしまいます。
そのむかし、レオナルド・ダ・ビンチもきっと、これに悩んだのでしょう。
これを毛細管現象と言いますが、この原理の発見者はレオナルドです。
この現象をおこさずに、線を引くために考えられたのが、溝引きです。
筆と定規の間に間隔を取ったまま、直線を引く。


最初はかすれたり、滲んだり、曲がったり、太くなったり細くなったりしますが
なんども繰り返し訓練していると、次第にできてきます。
諦めず慣れるまで繰り返してください。


# by seibi-seibi | 2020-04-25 20:23

基礎実技シリーズ 楕円パース

楕円パースを描くのは、かなり、慣れの部分もあります。
垂直水平は、できる限りしっかりと描くようにします。
そうしないと、曲がったり、歪んだりしてしまいます。
斜めに立ってる円柱になってしまう。
何度も試して、慣れるようにしましょう。



でもとにかく一番大切なのは、「よく見て、観察して描く」
それにつきます。
簡単には描けないものです。
よく見る。集中する。





# by seibi-seibi | 2020-04-24 16:06

基礎実技シリーズ

初めて鉛筆を使う人向けです
こんな感じで持って、こんなかんじに使います。
コツは、手首をあんまり動かさないで、肩から大きく動かすことでしょうか。
慣れてしまえば簡単ですが、さいしょはなかなか・・・。
誰でも最初はうまくいかないので、あんまり細かいことは考えず、大きく手を動かす練習をしてみましょう。
鉛筆は2Bくらい。軟らかいのを使います。
重ねていくと色も濃く、変わります。
異なった鉛筆とかを用いて、重ねるのもいいですね。




こういうものを作っているとつくづく思いますが、描き方は人それぞれで異なります。
ココにあげた描き方がすべてではないし、ベストでもないです。
こんなかんじになるのだな、という一つの例として見て欲しいのです
結局、自分で考え描くしかないのです。


# by seibi-seibi | 2020-04-23 19:57

自宅学習用ビデオ公開します1 2020年4月9日

東京都に非常事態宣言が出されました。
そのため、5/6まで、セイビはお休みになりました。

実技の授業ができませんので、自宅でできることを、各自で行えるよう、参考ビデオを公開します
今回は鉛筆の削り方です。


初心者は鉛筆がうまく削れず、先が丸かったり、折れやすかったりします。
鉛筆がちゃんと削れるかどうかは、デッサンの用意としては最も大切です。
この映像を参考にして、各自で削ってみてください。



# by seibi-seibi | 2020-04-09 18:47