春期講習もあしたまでとなりました。
あっという間のようですが、初めて取り組む新受験生や、中学生にとっては、長時間のセミナーに感じているはず。
よく見て描く。観察する。考える。こういうことの大切さをどれだけ理解できたのか。
それだけでも十分といえます。
今年もいろいろな志望の生徒が集まりつつあります。
セイビでは、
油絵科 版画科 彫刻科 グラフィックデザイン科 プロダクトデザイン科 情報デザイン科 メディァ 映像 映画 等、殆どの科を網羅しています。それだけにみんな異なったカリキュラムを行っています。油絵の横でグラフィックだの、立体製作をしている人と、平面構成がならんでやっているといった具合。
石膏による型取りを行ったり、写真の現像・引き伸ばしやったり、アニメーションの製作をやったり。
美大生達もよく相談に来ます。
受験生が来ない時間には、ムサビやタマビの生徒が押しかけて、大学での課題を作っていたりします。
映画の撮影などの場合、機材を置いてロケに出発とか。
受験予備校であると同時に、研究所でもあるのです。
みんなが集まり、考え、試行錯誤して、育っていく。そういう場でもあります。
深夜に、企画展の内容について会議をしているものもいれば、作品の支持体つくりをしている美大生もうろうろしています。
セイビはそういう奇妙なところでもあります。