受験も近くなってきて、やらなくてはならないことも増えてきています。
実技だけでも大変なのに、学科もあるのです。現役生にとっては、高校やクラブもあって、めまぐるしく過ごしていることでしょう。そんな時間に追われるなかで、これから大切になるのは「段取り」です。実技で必要な道具の用意と整理。それを授業前にきちんとやっておくこと。これが特に大切なのです。
「段取り」を考えるとは、これから行う実技で、なにをしなくてはならなていのか、何が必要なのかを考え、予測することです。予測ができていれば、その現場で滞りなく物事をすすめられるのです。
「段取り」が受験生に必要なのはこのためです。
そして、「段取り」がうまくなってくると、フシギとすべてのクオリティがあがり、よい結果となります。
鉛筆の用意はいいか。足りない鉛筆はないか。
絵の具と筆はきちんと揃っているか。いつでも使えるようにまとめたりしてあるのか。
水張りテープや備品類は足りなくなっていないか。
そういうことを、日々確認し、実技の時間には万全の体制で臨めるようにするのが、合格への近道なのです。