人体デッサン

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夏期講習からは人物デッサンがはじまります。
油絵科では人物デッサン・油彩は必須です。
けれども、一学期には、自画像しか描いていない油絵科にとって、初めての人物デッサン。
今回はその一回目ですので、慣れることがまず第一です。

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人間のプロポーションは骨格で決まります。
基本的な比率は、人によって多少の差はあれど、基本的には一致します。むかしから、からだの比率について、さまざまな研究がなされてきました。デューラーの人体比率の研究などは有名ですが、ギリシア・ローマのむかしから、いやおそらく、ガンダーラで仏像彫刻が発生するとき、すでに人間のからだの、比率について、人々は考えてきたとおもいます。立像彫刻を彫るにしろ、胸像を制作するにしろ、比率の問題は常に考慮されていたはずです。とするならば、比率=プロポーションの探求は、絵画よりむしろ彫像の制作によって発展したと考えるのが妥当でしょう。
そのとき、鍵となるのが骨格であり、関節の動きです。関節以外の場所では曲げられない、この当然のことを、いかに理解して描くか、が最初の関門ではないでしょうか。そしてすべての骨の比率が決まっていて、そこにはいっていの規則があります。この規則性を理解するのも、人体デッサンの大きな要の一つでしょう。
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デューラーなどが、人体の研究を重ねた結果、人体骨格の比率の規則性がみいだされ、その秩序のなかに「理想の人体」「理想の比率」といったものを見出し、それが「美しさ」の基準になるといった考え方が起こってくるわけです。しかしそれは、古代においてすでに発見されていただろう、比率の再発見であったのかもしれません。黄金分割や、ピタゴラス定理のように、数式や幾何によって、世界の神秘を解き明かそうとする傾向は、古来から人の習癖であったようで、人体比率の理解と、美しさの問題もまた、その傍流であるのかもしれません。



by seibi-seibi | 2018-07-28 15:48 | 芸大 美大受験 | Comments(0)


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