受験コースは「手」

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受験コースの一学期も今週で終了です。
14週間、はやいものです。一学期では、観察することと描くこと、その基本姿勢を作ることで終始していました。はやく「上手く描くように慣れないか」「こんな面倒な作業でいったい何がわかるのか」。おそらくそういう思いが、脳裏に浮んでいた生徒もいたはずです。
デッサンの基本は観察です。
観察するのには忍耐力と洞察力が必要です。
モチーフが、どのような構造・成り立ちで出来上がっているのかを、観察して、眼で見て理解していかないとなりません。日常生活では、このような観察は学ばないし、必要もないのです。ひと昔前であれば、描いたり写生したりすることが、生活の一部であったので、描いたり、見たりを繰り返し、いつの間にか、観察する姿勢ができていたのですが、現代ではどうやら、それは困難になってきています。
一学期は、そういう「忘れられつつある知」の再発見の準備をしていたようなものです。デッサンが上手くなるために、決して忘れてはいけない、素直にものを見て、素直に描いていく、そういう姿勢作りこそ、現代には求められているのかもしれません。
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さて、一学期、もっとも描いたのは、手かもしれません。
試験出題に多いこともありますが、人間がモノを生み出す契機となったであろう手を、じっくり見ていくのも、一興だったかとおもいます。
原生人類が700万年前に地上に降りたとき、もぱら樹木にしがみつくことに使用していた手に「自由」が与えられ、その手で、道具を作り、火を起こした。そのときが文明への出発点となったわけで、そんなことを考えつつ、みずからの手を観察して描いていくのも、良いかもしれません。
ま、そこまで考えて、デッサンしている人がいればの話ですが。
こういう話は、ムサビとかに入学して、関野先生から聞いたほうが良いわけで・・・。



by seibi-seibi | 2018-07-12 12:24 | 芸大 美大受験 | Comments(0)


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