アイデアをカタチにする。
平面構成の演習課題です。紙の上に、自分のアイデアをどのように表現するのか。限定された道具と手法の中で、どこまで完成度をあげられるのか。絵スキースと試行錯誤が繰り返されます。
平面構成で問われているのは、自分の思ったことを表現することですが、それ以上に、どのように伝えるか。伝わるのか。見る側、受け取る側に、どのようなメッセージを伝達できるのか。これを忘れてはなりません。独りよがりな「表現」でおわらず、誰にでも理解でき、伝わる表現を目指さなくてはなりません。それが、視覚で、もの・こと、を伝達する基本となります。ビジュアルコミュニケーションとか、視覚伝達とか呼んでいるのは、描いたもの=平面構成を、コミュニケーション手段として用いるスキルであるということです。「デザインすること」の目的は、不特定の誰かに伝える、伝達する、理解しあうことです。
そのためにアイデアを出して、絞り込んでゆくのです。