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一般コース油彩画「背景、下地の色を活かしながら描く」 

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一般コース油彩画

「背景、下地の色を活かす」
背景の色を活かしながらモチーフを描く課題です。 自然とモチーフと背景がつながってくるといいですね。まずは、アクリル絵具で始めてみます。
一般コース油彩画「背景、下地の色を活かしながら描く」 _f0234596_17421997.jpg

↑主婦kさん 台に黄色、バックはブルー。ドライフラワーには紫系やオレンジ系。全体に補色関係が綺麗ですね。完成まで乞うご期待!

去年の6月頃、Mさんも背景、下地の研究ということでやられていました。
モチーフを観えたまま丹念に描くということに加えて、どんな色調で描くか?モチーフに抱いている自分の気持ちを色彩によって伝えようとしています。
一般コース油彩画「背景、下地の色を活かしながら描く」 _f0234596_728630.jpg

↑赤、青、黄の3原色 青は寒色(後退色)なのでバックに。赤系は暖色(前進色)なので手前に。かなりビビットですが、白い紙で折った折り鶴が引き立っています。
よく観ると折り鶴にも下地の色が活かされています。ですから、赤青黄色の空間に鶴が自然と馴染んで見えます。



一般コース油彩画「背景、下地の色を活かしながら描く」 _f0234596_7275032.jpg

↑こちらも後退色のブルーと前進色の暖色を空間に合わせて使っています。
全体にパステル調、落ち着いた優しい雰囲気です。
野菜それぞれの暗部や照り返し部分に、台のピンクや背景のブルーが写っていて、空間とモチーフを包み込むようにつなげています。

モチーフを素直に観て感じて描くことで、そのときに抱いた暖かみや、清々しさや情熱を色彩がストレートにあらわしてくれます。しかし、これはデッサン力が支えとなり、導いてくれるのです。
うまく描くだけではない。イメージを伝える為に、色彩をどう組み立てて空間をつくるか?
デッサンと色をつなげて組み立て、イメージを伝える。隠された絵画の面白みです。

一般コース 油絵、デッサン、水彩 基本 火曜日 13:00〜16:00
その他曜日 応相談
入門コースもございます。2ヶ月、短期講座です。お気軽にお問い合わせください。
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といっても一般コースは、決して敷居が高いわけではなく、いきなり高度なことから始める訳でもありません。皆さん初歩から始めています。鉛筆の削り方や、道具の扱い方から丁寧に指導いたします。
楽しく集中して描け、自分のペースで学べるコースです。お気軽にお問い合わせください。
by seibi-seibi | 2014-10-24 17:48 | 一般絵画コース


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