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創りだすこと4

前回「創造の現場において「素直」な目が底流にあり続ければ「作品」も、良い仕上がりとなるのではないか」と書きました。
いろいろ考えてみても、結局、創りだされたものが、良いものになるかどうか、それは、つくりだした人が判断するしかないのです。だから、謙虚な態度で製作に臨まなくてはならない、と思うのです。
セイビでは、「美から学ぶ」をスローガンとして掲げてきました。
「美術を通じて、ものの本質を見極める力を育み、独自の美を創造しうる力を養う」
それが「美から学ぶ」という言葉の意味なのです。
事物の内面に宿っている「本質的」なものを、美術を通じて発見してほしい。
その発見は、みなさんの一生の財産になるだろう。
そういう考えが、この言葉に託されています。
「せっかく美術なんて、社会のメインストリームからはずれたような分野にきたのだから、
新たな視点で見つめなおして、みんなが気づかなかったこと、本質的なことに、
気づいてほしい。そうでなくて、何のために描くのか」
わたしはそう思っています。
by seibi-seibi | 2011-05-12 15:49


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