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いまは・・・2

神々は細部に宿る

描くことは、つまり見ることです。
ところがこの、「見ること」が、意外とできないのです。
なぜか。
それは、日常生活では、そこまでつぶさに見たり、観察する必要性がないからです。
りんごを食べるのに、何時間もりんごを見続ける必要はない、ということです。
ところが、こと「描く」となれば、徹底的に見て、理解してから写さなくてはなりません。
いやというほど身続けなくてはなりませんし、これがとても辛いものです。
見ていたからといって、的確に引き写せるわけではないからです。
一学期は、この見続けて、観察するための眼を養うことに軸足を置いています。
ちょっと遠回りのようですが、あとでこれが効いて聞きます。
逆に言えば、これができていないと、あとで描けないとか、自信がないとか、そういう話になります。
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よく見ることを訓練するため、さまざまな描法を試みます。
油絵科では、テンペラで細密に描く演習を行っています。
支持体もつくり、顔料と卵混ぜて、色材をつくり、さながら大学での演習と変わりません。
時間もかかります。
ただ、細部にまで迫っていく訓練として、テンペラで描いています。
油絵に戻ったときにも、細部まで描けるようにするためです。
全体を見ながら細部にまで気を配ること。それが完成度を高めます。


by seibi-seibi | 2017-05-19 18:26 | 芸大 美大受験 | Comments(0)

いまは・・・

一学期は、基礎力をつける期間です。英語でも同じですが、最初が肝心です。ものの捉え方、考え方、それをおろそかにしたら、後でとりかえしは難しいし、結局最初の部分に帰ってきてしまいます。
5月は、デッサン力の基本を知る時期です。
もっとも大切なのは、よく観察できるか、です。
ものをしっかり見て、どうなっているのか、どうしてそう見えるのか、それが理解できるまで、あきらめずに見て、描いていく。これがまず最初の一歩です。そういうことを理解する時期です。そのために必要なのは根気。
細部まで、写し取るのには技術より先に、見ようと思って対象に迫る気力が必要です。
これはテクニック以前にひつような「基本姿勢」です。
一学期が終わる前に、これが理解できるとよいのですが。
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by seibi-seibi | 2017-05-18 19:45 | 芸大 美大受験 | Comments(0)