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デザインの解剖展にいく

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10月14日から開催されている、「デザインの解剖展」に行ってきました。今回の展示ディレクターは佐藤卓氏です。
およそ世の中にある「製品」で、デザインされていないものはありません。
どんな身近なものであっても、そこにはデザイナーのさまざまな考えや、思いが反映されています。
デザインの視点で、それらの「製品」を解剖してみたら、どうなるのか。それがこの展示のコンセプトです。
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「明治おいしい牛乳」「明治チョコレート」「きのこの山」「明治ブルガリアヨーグルト」といった製品のパッケージ、包装、内容物にいたるまで、そのすべてを、細かく、ひとつひとつ、デザインという視点で分析検討していきます。普段見落としがちなパッケージの隅々まで、いかに細かく考えられ、工夫がなされてきているのか。非常に良く分かります。
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デザインとは機能性を維持しつつ、意味をもたせること。分かりやすく、伝わりやすくすること。
食卓に上る日常製品のパッケージも、これだけの検討がなされてきたのか、と驚かされます。また、巨大化させることで、いままで見落としていた、些細な点も露になってくるという展示でもありました。
パッケージデザインに興味のある方、いや、デザイン全般に歓心のある方にとって、絶好の展示だろうと思います。
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by seibi-seibi | 2016-10-27 13:22 | デザインするって? | Comments(0)

リートフェルト ムナーリ ADO展に寄せて

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現在、オペラシティにて、「オランダのモダンデザイン リートフェルト ムナーリ ADO」展が開催されています。オランダ、ユトレヒトで始まった、「デ・ステイル」の活動において、モンドリアンとともに重要視されるリートフェルト。今回の展示では、いまや世界遺産にもなったシュローダー邸の設計でも有名な、リートフェルトを中心にした、構成主義的なモダンデザインの系譜を、豊富な資料と共に確認できる、機会を提供しています。
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家具職人の息子であるリートフェルトは、家具製作からはじめ、のちにデ・ステイルに参加したあと、有名な「アームチェア」を世に送り出します。今回の展示では、設計図やいくつかの試作品なども展示され、モダンな家具の源流となった、リートフェルトの作品の変遷が確認できます。
直線のみで構成していくことの斬新さ。20世紀初頭のユトレヒトにおいて、それがどれほど革命的な造形として写ったことでしょう。それまでの、装飾的な要素をかたくななまでに排除した、椅子は、どこか奇異な印象も与えます。
しかし、そのカタチに込められた、新時代のデザインは、変わり行く世界の未来を、予見していました。
当時はまだ、高層建築などなく、直線のみで校正される建物自体が、まったく新しい造形思想であったのではないでしょうか。のちに、リートフェルトの設計したシュローダー邸もまた、時代を先取りした、まったく新たな建築物でした。機能的に配置された、いくつかの矩形が建物の原理となっていて、大きく外に広げられる窓を開ければ、部屋と外は、一続きの空間のように変貌する。それまでの建築では成しえなかった、新しい住空間を作り出しています。ポップとも捕らえられる、三原色がアクセントに用いられた部屋。機能性と共に、安価な建築が可能であったことも、現代を先取りしています。
ムナーリもまた、同様の系譜の中に連ねられる、グラフィックデザイナーです。圧巻なのは、ミッフィの原画でしょうか。実際の絵本製作に当たって、ムナーリがどんなふうに考え、手を動かしたのか、その軌跡が、手をとるようにわかるのです。シンプルな色彩と形の中に、限りない想像力をかきたてる魅力を内包する。ムナーリの作品には、そういう力があります。
今回展示されているものは、グラフィックデザインの源流となったものですし、現在のデザインにも通じる普遍性があります。デザインに興味のある方は、ご覧になってはいかがでしょうか。
by seibi-seibi | 2016-10-24 16:47 | デザインするって? | Comments(0)

一般コース 作品展示はじまりました-3

今週開催しております一般コースの作品の紹介、三回目です。
さて、最後にご紹介しますのは、油彩によるコラージュ的な作品です。
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この生徒さんは、海外ドラマの熱烈なファンで、この作品も、海外ドラマ「breaking bad」から着想して描いたものです。ドラマ内での、さまざまなエピソードを、コラージュ風に描いた、思い入れのこもった作品です。一つのドラマの中で起こる、登場人物の葛藤や、鍵となるシーン、そういうものをうまくコラージュしており、面白い作品になりました。

セイビの一般コースでは、各生徒さんの描きたいもの、使いたい画材を、各自で選択して、かなり自由に製作しています。とうぜん、基本となるデッサンや、道具の使用法等は説明し演習していきます。
講師が方向を示すのではなく、生徒さん主体で製作をしています。
by seibi-seibi | 2016-10-13 17:42 | 一般絵画コース | Comments(0)

一般コース 作品展示はじまりました-2

昨日に引き続き、一般コースの作品を紹介してまいります。
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油絵による冬景色。東北なのでしょうか。北海道なのでしょうか。
前面につるされている鮭と、背景の寒々として、重く垂れ込めた空が
北の厳しい冬を表現しており、細部まで丁寧に描かれた作品です。
人には故郷へと連なる「風景」があります。
それを人は原風景とも呼びます。
そういう、こころの底に沈んだ景色、そんな風に見えてしまいます。

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こちらはアクリルによる静物画です。
ただ、具象的に描くのではなく、リズムを重視して、構成しながら、
ひとつの絵画にしていく。そういう作品です。
色彩も、鮮やかで強く、それが全体を引き締める効果にもなっています。
描くことの楽しみが画面にあふれ、心地よい作品となっています。

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つぎは、地中海に浮ぶ小島に旅行したとき見た、海岸からの風景を描いた作品です。
アクリル画になります。地中海の、美しい青、空と海。すべてがあふれる色彩の世界。
美しい自然と、底に浮かぶ船が、ひとつのリズムとなって展開していきます。
by seibi-seibi | 2016-10-11 12:50 | 一般絵画コース | Comments(0)

一般コース 作品展示はじまりました-1

恒例となりました、昼間部の一般コースの作品展示が始まりました。
会期は10/10-15までとなります
時間は12時~7時 途中5時前に終了する日もあります。

今回は皆さんの力作を紹介しましょう。
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最近、版画を始められた方の作品です。
描画材は鉛筆です。
慎重に、点を打つことのみで、描いていった作品です。
一箇所でも失敗してしまうと、取り返しがつかないことになります。
もともと繊細な作業がお好きな方ですので、集中して仕上げられたのだろうと思います。
細かな陰影やを柔らかなトーンで追求されており、緻密さとあいまって、完成度の高い作品になりました。
ひとつのことを、丁寧に追求していく中でたどり着いた作品だと思います。

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この作品は、軽井沢の冬景色で、何ヶ月もかけてじっくりと描かれた作品です。
手前に流れる雪解け水が流れ込む小川の、透明感もよく表現されて、
図的にもまとまりのある作品に仕上がりました。
製作期間数ヶ月の力作です。

ほかの展示作品も随時アップしてまいりますので、是非ご高覧くださいませ。
by seibi-seibi | 2016-10-10 13:46 | 一般絵画コース | Comments(0)

学科について

10月になりました。
今日は学科について。
これは何度も書いてきたことですが、美大受験のかなめは、学科です。
実技に目を奪われすぎて、学科をおろそかにすれば、大変な損をします。

セイビの学科は、二コース。初級と上級にわかれてます。
毎年ではないですが、今年はコースを二つも設けています。
初級は中学の英語をおさらいしながら、高校の文法を学ぶコース。
上級は、高校の標準的な内容を基礎から学ぶコースです。

二つに分けたのは、落ちこぼれなく合格するためです。
英語が理解できる人に合わせれば、分からない人が置いていかれ、
基礎だけを教えていては、分かる人は足踏みするしかない。
この問題を解決するためです。

そのため平日でも90分×2回 土曜日は3時間×二回の授業を行っています。
この効果は絶大で、中学で゜躓いてしまった人でも、高校文法まで理解できるようになっています。

あと4ヶ月、この調子でがんばりぬいてください。
結果は絶対良いのですからね。
by seibi-seibi | 2016-10-01 15:36 | 芸大 美大受験 | Comments(0)