夏期講習 あと三日

いよいよ夏期講習も追い込みです。
全員落語もなく、最後まで乗り切れそうです。
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「人生で一番描いたのは夏期講習かも」という声も耳にします。
大学に入れば、コンピュータなどで処理してしまうので、
実際に手を使って描くことは少なくなりました。

何より大切なのは、よく見て描くこと、愚直に素直に、ただ、見て描く。
それが、デッサンの出発点ではないのでしょうか。
テクニックがなくても、描いていけば、なんとかなる。
そんな単純なことを、理解できればとおもいます。

アイデアを検討するとき、描いてみるのが一番です。
見えない、もやもやしたものに、形を与えるのに、デッサンは役立ちます。
描いて考える。描きながら想う。
そういう繰り返しを、夏期講習で会得できれば最高です。

数年前、某アニメーション製作会社の会長さんにお会いしたとき、
ジャパニメーションの偉大なる牽引者であった彼に、
アニメーター、動画にはなにが必要なのですか」と質問したところ、

「鉛筆一本で、どこまで描けるかです。
「アニメーターとはそういう仕事。キャラが描けます、というのでは決してなくて
つまらない箱とか机、蛇口なんかを良く見て描ける、そういう日常製品を
鉛筆だけで描けるか、ですね。
結局、鉛筆一本でやる仕事ですからね
そのためにも、一番やって欲しいのはデッサンです」

と仰っていました。
鉛筆があれば、なんでもできる。
そのくらいになるまでがんばって欲しいものです。
by seibi-seibi | 2016-08-25 15:24 | 芸大 美大受験 | Comments(0)


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