油絵科

セイビの油絵科の一学期は、油絵になれるための基礎課題を行っています。現役生はほとんどの場合、高3になってはじめて油彩絵の具に触れる人が多く、とにかくなれることが第一となります。水彩とかアクリルとはまったく異なった、乾かず、ベタベタした絵の具。最初は扱いづらいと感じますが、何回も修正し、描き足していくことで、その深みが感じられるようになります。
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油絵の具は、テンペラ絵の具などに代わる描財として、ルネサンス期あたりから使用されるわけですが、この絵の具の利点は、乾かないこと。乾かないため、製作期間を長く設定でき、画家が納得のいくまで描き続けられる。そして、重ねることにより、重層的で複雑な色彩を得られ、奥行きや、透明感もつくりだせるのです。一学期は慣れることで精一杯でしょうが、あきらめず、じっくりと取り組んでほしいと思います。夏期講習以降は、この基礎力を応用しながら、各自の目指す画風へと展開していくわけです。
by seibi-seibi | 2016-06-17 12:19 | 芸大 美大受験 | Comments(0)


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