一学期も半ばを過ぎました。
現役生は、この時期にデッサン力の基礎固めをしています。
デッサンは、観察する、見る、描く、この繰り返しなので
一朝一夕で、急によくなることはありません。
結局、毎日少しずつの鍛錬しかないようです。
描けないとき、それは結果が出ていないときで、とてもつらい。
しかし、絵には見えないのですが、アタマと心のなかでは
上達の種がまかれ、発酵している最中なのです。
それは見えないし、感じることも少ないので、不安を持つでしょう。
しかし、焦りは禁物。
じっくり、落ち着いて取り組んでいると、数ヵ月後には、
はっきり結果となって現れます。
また、デッサンは、各々の見方、考え方を反映するものです。
自分の姿勢が、そのまま現れもします。
そういう意味では、己と向き合う機会ともなります。
何ごとにも頼らず、自分で描くという姿勢で臨んでほしいものです。