合格は、できる。けれど・・・、

春期講習前なので、日ごろの考えを書いておきます。

セイビは基本、美大受験予備校です。
ですから、「で、美大に合格できるんですか」という質問を受けます。
それは当然でしょう。
結論から言えば、「合格はできます。それもかなりの確率で」。

少子化で倍率も下がり、「難易度」も一昔前とは雲泥の差。
文系の中でも「特殊」だった美大も、いまはそれほど「個性的」な存在ではない。

というわけで、
きちんと出席して、あきらめず、学科もがんばれば、合格はできるはずです。
期間は一年半。ないし一年。今年は3ヶ月という生徒もいました。

しかし、問題は、そのあとです。入学後。

美大は、実技の学校です。
授業の多くは、アトリエやPCルーム、あるいは屋外で行います。
課題が出され、ひとりひとり考えて、製作して、仕上げてゆくわけです。
多くの場合、自分で考えたアイデアを形にするので、
講師は助言とか、用具の使用法は説明しますが、あとは野放しです。
「なにをしたいか、どんなアイデアがあるのか」は教えてくれません。
あとは自分と向き合って、「作り出す」わけです。

予備校で教わったテクとか受験ノウハウでは、乗り越えられません。到底。
それより、じぶんがどんな興味があって、
どんなことだけなら、人に負けないか、
どんなに好きなのか、
が問われます。

入学後、座学で4年を過ごす「文系」とはおおきくちがうのです。
(といって「文系」が悪いとも、おもいません。そこにもメリットはたくさんあります。)
受験生活をすごしながらも、やりたいことを探し、つねに磨き続けておくことが大切だとおもいます。
by seibi-seibi | 2016-03-15 13:28 | 芸大 美大受験 | Comments(0)


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