紙立体

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 空間系・環境系の試験には「紙立体」なるものが出題されます。
 10月から各専攻別カリキュラムに突入した受験クラスで、空間系志望の者は、紙立体の演習が始まりました。ケント紙を素材にして立体を造るのですが、最初は組み立てるのに一苦労します。何より、思ったようなかたちになってくれない。その上台紙に固定するのが意外と難しい。のりで貼り付けてみたものの、ちょっとした隙にはがれてしまう。
 紙立体を造るにあたって、まずいちばんに重要なのは、汚さずにきれいな立体を作成することでしょうか。たとえカタチがきれいな立体ができても、のりがはみ出していたり、指紋のあとがついていては台無しです。まず、きれいに的確に仕上げていく癖をつけること、ここが第一歩でしょう。そして、もうひとつは造りながら変更していく、変えていく柔軟な思考をもつこと。頭の中でプランしていても、いざ実際にくみ上げていくと「しょぼいなあ」「たりないなあ」と気づくことがおおいのです。その時点で変えて行けることが大切です。おっ、「こっちのが面白くなるぞ」と閃いたときは大抵、そのほうが良かったりするのです。
by seibi-seibi | 2010-10-12 16:16 | 芸大 美大受験 | Comments(0)


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